〜事象の地平線〜中村真由美 陶展
全日程を終了いたしました。
会期中はたくさんの方にお越しになっていただいき、皆さまには本当に感謝しております。
ありがとうございました。
今回の〜事象の地平線〜をうけて、今までの作風から少しでも変化を感じていただき、「今回のもいいよ」、「好きだなぁ」、って言っていただけたのが本当に励みになりました。
自在の花は永遠のテーマです。量子力学の不思議なふるまいに自在の力を感じ、そこから少し飛躍して宇宙のゆらぎへ、宇宙の意思を感じました。
事象の地平線とは、ブラックホールの入り口辺りの吸い込まれたら2度と出てこられないラインです。
多元宇宙理論、ホログラフィー理論によると、事象の地平線では吸い込まれた物のエネルギーの2次元のデータが保存されます。(エネルギー保存の法則)
人が絵を描く行為は、この事象の地平線のようだと思いました。
焼き物は立体物がほとんどですが、あえて平面に表現することに面白さと矛盾の肯定というか、当たり前が当たり前ではないということを言いたかったのかもしれません。
自在の花、多元宇宙、自分と他者を存在を肯定する。存在が存在することの意味はわからないけど物言わぬ『花』をみているとその存在の意味がわかるような気がします。
まだまだこれからも変化して進化していきますのでこれからも応援をお願いします。
ありがとうございました。
中村 真由美
俊明